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【寝るほど良い!?】子供の睡眠と学力の関係について調べてみたのでまとめ

こんにちは!
子供の時代にひたすら寝まくっていた瀬川です。

今回は子供の脳の発達に睡眠が大きく関係しているということで
調べた内容をこの記事に一気にまとめたいと思います。

 

昨今の世の中では、勉強すればいい大学に入れるいい大学に行ければいい就職先が見つかる。などと安直なことが言われてきましたが、

実際は人物像や豊かな人間性が形成されており尚且つ学力が良ければさらに良いという人物重視の選考が行われるようになりました。

 

就職氷河期を向かえた事で選定も厳しくなり人物像重視となったようですがやはり次に来るのは学歴だったり成績だったりするのは事実で変わらないようですね。

 

子供の脳と睡眠の関係性

学力な大事な脳の大まかな育成は12歳まで(小学校6年生)までに行われるそうです。
なので小学生までの脳の形成がいかにこれからの人生にとって重要なことかがわかりますね。

 

最近の調査では「遅くまで起きている子供」より「早寝早起きの子供」のほうが統計的に学力が高いということが分かってきました。
2014年の厚生労働省の「健康づくりのための睡眠方針」でもわかるように、睡眠時間が少ない生徒は学力が低い傾向にあることが指摘されていますので現場でも指導されつつあります。

 

小学生3年~6年生を対象に主要4科目、国語、算数、理科、社会の基礎基本定着状況調査報告書では大まかに睡眠が5時間以下だと平均点が52点そこから6時間未満だと平均63点また9時間以上だと平均71点といった結果が出ており、逆に10時間をこえる睡眠をとっている生徒は成績が下がるということが分かっています。

これは日本だけの結果ではなく各先進国でも似たような結果が得られていることから約9時間ぐらいの睡眠を子供にとらせることがベストなようです。

 

小学生の平均起床時間は7時ですから逆算して21時(眠りについてから睡眠時間を得られるまで多少ずれが生じるため)には布団やベッドにつくように習慣づけた方がいいようです。

 

睡眠と海馬

子供の多くは睡眠中に脳内の神経ネットワークを形成し未熟な脳を完成させ、情報処理能力を高めます。また睡眠時間が短い子供は寝る子供より「海馬」が小さいということもわかっており、現在もその研究が進められています。

海馬とは記憶など勉強した新しいことを記憶する機能があると考えられていて
睡眠時間が少ないとこの海馬の神経細胞の新生、分化が抑制されてしまうのではないかという説があります。この海馬という部分は大人になっても細胞分裂を繰り返す重要な部位なので、睡眠と海馬の結びつきが大きく脳の性能にかかわっているということが分かりますね。

ライターコメント
睡眠のメカニズムは未だ解明されておらず謎の部分が多いのも事実ですが、全生物の歴史上睡眠が生命活動にとって重要な要素であることは間違いありません。その睡眠を子供の時代にきちんと取っておくことが成長にも大きくかかわるようなので決してないがしろにはしたくないですね。瀬川